神戸新聞 平成23年10月20日 記事
(PDFファイルの1枚目は1面記事、2枚目は28面(いわゆる3面)記事 3枚目は東播版の記事 4枚目は西播版の記事)
1面記事 28面記事 東播版記事 西播版記事(直接リンク)

平成23年10月20日に神戸新聞に播磨100地区アンケートと言う形で秋祭りの開催についての記事が掲載されていた。
1面 3面 ローカル版と載っていたので、西播版も入手してみた。
この100地区の中に神吉が入っているのかどうかはわかりませんが、同様の問題を内包しているのかなと思ったので、
保管しておきます。


記事についての考察
記事の中で将来の祭りの開催に不安があり、何らかの対策をとっていることについての紹介がされています。
で、この対策を考察すると見えてくるものがあるのではないかと思いました。

 女子の乗り子を認める。
 参加する子どもの年齢制限を緩和
 他地区からの応援
 年齢上限を50歳から55歳にした
 アルバイトを雇っている
 転居してきた人でも自治会員であれば参加可能
 学生バイトを雇う
 他地区の住人や友人、会社の同僚も参加可能
 女性が屋台の担ぎ手に加わった
 転居した元住人も屋台を担いだ
 毎年入れ替えていた屋台の太鼓打ちを連続で担ってもよいことにした
 小学高学年が担う乗り子が不足したら中学生で補う。
 定年を60歳から65歳に引き上げた

などが紹介されています。
ここから見えてくることは、上の紹介に対して否定的に書けば昔の祭の様子が見えてくるのです。

乗り子は男子限定
参加する子どもの年齢は限定
(たぶん、キーパーソンの役は何歳限定って感じで年齢を決めてたのでしょうね。)
自地区からでないとダメ。
練り子の年齢制限
当然参加は無償だよ
転居してきた人はお断り
練り子は男性限定
転出したらダメ

みたいな感じとなるのでしょう。

で、神吉はというと、
乗り子は男女とも小学6年生がやっている。ただ、キーとなる前を向いてたたく人は小学生ではない。
ということで3人は男女小学生の交代制ですね。
私は以前は男だったのが、小6の子がするってルールになったのかなと想像しています。

あと、屋台ではなくて祭礼の馬に乗って神社に参る役とかがあるとおもいますが、そういう役はある学年から一人ってふうに選ばれてるのだと思うけど、少子化の影響で学年に子どもがいないって状況が出てきてるのかな?
それともみんなが参加だけどある学年だけ参加にしてたら人が少なすぎるってことだろうか・

転居してきた人お断りっていうのは浜手の有名所で有りそうな話かもしれませんが、建前と本音があり、本音はハッピがあれば参加できますね。少なくとも練り子は・・・。
祭礼のキーパーソンはなかなかそうも行かない部分があるでしょうけど。

転居した元住民といいますが祭りの時には帰ってくるってこともあるから普通でしょう。
実家が存在しない人だろうか。

練り子はまだ神吉では男子限定ですね。


(以下 時間のあるときに・・・・

以下時間のあるときにと書きながら放置状態でした。
27年秋以降に下記は記載します。
どこの祭りも昔の祭りから考えるといったんは完全に崩壊して、そこから新しいものが立ち上がってると
考えるのが一番妥当だと思います。
これは浜手のいかにも伝統が続いているみたいなところでも言える事です。

1 練り子で言えば、その地区の氏子だけではまかないきれていない。まかなえるところでも
その地区と縁も縁もない、いわゆる練り子愛好者の参加を受け入れてしまっている状態がある。
それを好ましくないと思っている人と受け入れてしまっている人とが存在しているというのが
浜手エリアの正直なところだと思われます。
 また姫路の浜手の方では盆と正月は帰らなくても祭りのときは帰ってくるという考え方が多く
語られますが、よく考えたら昔ならありえない。転出した人はだめというのが昔の考え方
でしょう。となると、「盆と正月・・・・」の考え方を容認し始めた時点で昔と考え方は変移している
のだとおもいます。昔とはいつを指すのかってことにもなりますが。
 女性練り子について言えば、おとなしい屋台なら存在しているところはある。特に山手で。
浜手ではまだ少ない。どちらかというと自地区の女性の練り子を受け入れるぐらいなら他地区から
の男の練り子のほうがいいという考えが強い。

台車が存在しない屋台があるのかもしれない。実は私自身は浜手の祭りを見たことはありません。
他の生で見たことある屋台といえば、米田天神社の米田屋台、生石神社の岸屋台ぐらいなものです。
で当然それらも台車が存在していて台車に乗っての巡行を見たわけですが、私自身が台車の存在
が当たり前と思っていますが、浜手のほうだと台車が存在しない屋台もあるのかなと考えるように
なりました。掲示板では雨が降ったので練り子が帰ってしまったので屋台を神社に残したとかの
書き込みがあったりします。そうなったらそうなったで台車に乗せて引っ張って帰ればいいじゃないか!
と私は思ったりするのですが、台車が存在しなければと思うのです。となると台車が存在する屋台
は昔からは変わってきているのだと思います。





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